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白昼夢、或いは全部勘違い

コンテンツの消費

なんとなくライブハウスに行かなくなったことについて

ライブハウスに行かなくなった。
この文章も、大好きな自宅のお気に入りのソファの上で毛布にくるまって書いている。

「行かなくなったこと」をわざわざ主張するのとになんの意味があるのかわからないが、自分でも結構びっくりして色々なことを考えたので、記録する。

ライブハウスに初めて行ったのは高校生の時、頻繁に行くようになったのは大学生の時だ。
ライブハウスは楽しかった。
お客さんは大体若い人ばっかりで、年下の子の知り合いが増えていくにつれ自分もいつかここには来なくなるんだろうな、と思っていた。
「一生ライブハウスに通う!」なんていうほど自分に音楽が必要不可欠だとは思っていなかった。
(今も思っている。別に私は音楽じゃなくてよかった。)
それはきっと、就職するとか、結婚するとか、子どもが出来るとか、仕事が忙しくなるとか、そういう、やむを得ない理由を乗り越えるほどの熱意がきっと私にはなくて、何かをきっかけにぱたっと足が遠のくのだろうと想像していた。

可処分所得や自由時間には特に変化もない。
想像していたような、乗り越えられない明確な理由もなく、「ただ、なんとなく」自分がライブハウスから遠ざかるとは思っていなかった。

好きなバンドはたくさんいる。
けど、なんとなく、酔っ払いと煙に巻かれた薄暗い地下が、今までより息苦しくなってしまったのかもしれない。

少し寂しくなった。

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