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白昼夢、或いは全部勘違い

コンテンツの消費

働くおっさんで僕の世界がキラキラパスケースを手に入れた。

大森靖子ちゃん TOKYO BLACK HOLE TOUR 2016

ツアーグッズの一つ、「働くおっさんで僕の世界がキラキラパスケース」の話。

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「働くおっさんで僕の世界がキラキラ」、都内の夜景を作っているのは夜遅くまで働く人たちだ。

 

今までの大森さんのグッズの中で、このパスケースがいっとう嬉しかった。

大森さんのグッズはいつだって可愛い。
Tシャツ、暖かいパーカー、ステッキ、ポーチ、シュシュ、タイツ、クリアファイル、マフラー、マスク、iPhoneケース、ハンカチ、タオル、金平糖
私の家にはたくさんの大森さんのグッズがあるけれど、概ね実用的で私の毎日を彩っている。
けれど私は、その「可愛い」がいつだって怖かった。

大森さんは、「私のファンは女の子とおっさん」とよく言うが、自分がどこに入るのか私はいつも分からなかった。
大森さんのグッズを使うのも、いつだっておっかなびっくりしている。
こんな可愛いTシャツ私が着てもいいのかな、こんな可愛いiPhoneケース私が使っていいのかな、こんな可愛いポーチ私が持ち歩いてもいいのかな、そんなことを毎回思ってしまう。

けれどこのパスケースは「私が使ってもいい」と初めから思えた。
追いかけるものではなく、私の世界に向こうからやってきた初めてのグッズだった。

ネクタイをしない私にとって、首からいつも下げている社員証は首輪であり社会の歯車であることを証明している。
それと同時に、私がギリギリで社会に適合して生きていることの証拠でもある。
だから、「働くおっさん」のアイデンティティを包んでくれるグッズが出たことが私は本当に嬉しかった。

早速、会社のロゴが印字されたクソださいストラップに付け替え、社員証と、あと大森さんと撮ってもらったチェキを突っ込んだ。
いつものように、パスケースをかざして入館した。

入館するのが少しだけ楽しくなった。

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