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白昼夢、或いは全部勘違い

コンテンツの消費

15/01/26の日記

断じて顔ファンなどではない、ロックバンドはアイドルじゃない、お前らにあのバンドのよさがわかってたまるかと、呪いのような日記を今はオワコンと化したmixiに、今ならやたらと改行の多いアメブロに書き殴るのは異性に縁のない思春期を過ごしたオタサーの姫にもなれない文化系女がかかるハシカのようなものなのか。
セカオワ 顔ファン、で検索すると楽しい)

あれから10年近く経つので、もう仮想敵と戦うことはなくなったと思っていた。
大好きだった、メロパン?エモ?ロック?(※)、いや、パワーポップ?(私の考えるパワーポップ=作ってる奴が根暗)のバンドを好きだと人に憚りなく言うことが長い間できなかったが、
最近ちょっとセンチメンタルノスタルジックな出来事があり、ついポロっとこぼしてしまった。

おそらく私は、ずっと、この話を誰かに聞いて欲しかった。
覚えやすいメロディラインも、歌詞が絶望的に暗いこと(地球上で自分が一番役立たずだって思ったことはあるか?なんて、どこぞの16gかよ。)も、英語の発音が抜群によくて、言語としてあるべきところでしか音を伸ばさない緻密さも、今でも私のギターヒーローの座を掴んで離さないギターソロも、多くの人がゴシップのように誤解してると思っていた。
ヤンキーのおもちゃでもリア充のカラオケレパートリーでもキョロ充のコミニュケーションツールでもファッションぼっちのお守りでもなくて、
音楽がいいんだ、って、ゴシップもセールスも活動休止の理由も評判もファンに対する致し方ない拒否感も全部忘れて誰かに聴いて欲しかった。
だからポロっとこぼしてしまった。大好きだったんだ、って。

そしたら言われた。
あなたの大好きなキーボードの人に顔が似てるね、って。

異常にショックだった。
ショックを受けたことに驚いたが、私はまだ自分で思春期にかけた呪いが解けていないのだと気づいた。
ただそれだけの話。

ちなみに似てる議論は最近隆盛した様だが、その話はもう随分昔にしたので私にとってはホットではなく、長らく好きだった京都のオルタナバンドのボーカルがオルガンを弾く後ろ姿がそっくりなことのほうが面白いので是非見に行って欲しい。先月見に行った際に気がついてゾッとした。

※ 1stは暗くてエモい。
2ndは代名詞。いちばんキャッチー。
3rdが多彩でお気に入り。
4thは根暗が精一杯明るいことをやっている。
5thが一番シリアス。
1st miniはまだなにがやりたいのかわからない。
私が好きなのは2nd mini。最高傑作。

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